FINE PUFF

液晶用ラビング布

今日、液晶パネルはテレビに置き換わる表示装置として飛躍的に開発が進み、生産量も増加しています。
FINE PUFF は液晶パネル製造中のラビング工程には欠かせない部材として広く採用され、液晶業界の発展とともに種類を整えてまいりました。
ラビング工程は、二枚のガラス基板上に形成された、配向膜表面を薄く、均一に、より細かくこすることにより中に封入される液晶分子の立ち上がり角度と方向を制御する方法です。
機械的な工法ですが、精密な配向が得られ安定的な歩留まりが得られるため、ほぼすべての液晶パネルメーカーで採用されています。FINE PUFFはさまざまな要求に対応すべく改良開発を進め、次の代表的なタイプと特殊仕様タイプを用意しています。

FINE PUFF の代表タイプ
  YA-18-R YA-19-R YA-20-R YA-21-R YA-181-R YA-25-C
パイル糸 レーヨン レーヨン レーヨン レーヨン レーヨン コットン
フィラメント径 2.5 D 2.5 D 3.0 D 3.0 D 2.5 D 40番双糸
布総厚 1.60 mm 1.80 mm 1.80 mm 1.80 mm 1.80 mm 2.50 mm
フィラメント密度

本/ cm2

32,000 28,000 24,000 24,000 32,000 天然繊維のため未定
最大カット巾 cm 89 108 89 1255 制限なし 89 / 108
D : デニール 9000 m が1gの時の糸の太さ
  • すべてのタイプはベルベットと呼ばれる最高級の衣料用の布地をベースに改良しています。
  • 上記をベースにした特殊仕様品もございます。
  • TN, STN, TFT すべてに適用できます。
  • YA-20-Rが一番代表的タイプです。YA-18-Rはフィラメントを細くして密度を上げたものです。
  • YA-19-RはYA-18-Rの布総厚を上げたものです。
  • YA-21-Rはガラスの大型化に対応しYA-20-Rをベースに布巾を広げたものです。
  • YA-181-RはYA-18-Rをベースにさらに大型ガラスに対応したものです。
  • YA-25-Cはコットン糸を使用しています。
  • ご希望のサイズにカットして納入できます。
  • 一層の高純度を要求される場合は、クリーニング加工して納入することも出来ます。

使 用 法

  1. ラビングマシーンのローラーに両面テープで貼り付ける。気泡が入らないように注意します。専用の貼り付け治具を使用されると、一定条件で貼り付けが出来ます。
  2. 弊社では、専用のラビングテープも販売しています。
  3. パイルの傾きがローラーの回転方向の順目であたるように、ローラーに貼り付けます。
  4. 回転しているローラーの下を、一定の押し込み量で摩擦を与えながら、ステージ上のガラスを通過させます。
液晶用ラビング布 FINEPUFF 標準規格
  YA-20-R YA-18-R YA-19-R YA-21-R YA-181-R YA-25-C
基布材料 レーヨン レーヨン レーヨン レーヨン レーヨン コットン
パイル材料 レーヨン レーヨン レーヨン レーヨン レーヨン コットン
パイル径 120 D 100 D 100 D 120 D 100 D 40番双糸
( 265 D )
フィラメント径 3 D 2.5 D 2.5 D 3 D 2.5 D  
フィラメント本数 / cm2 24,000本 32,000 本 28,000 本 24,000 本 32,000 本   
パイル本数 /(3.78cm)2 8,600本 11,500 本 10,000 本 8,600 本 11,500 本 4,000 本
布総厚 1.80 mm 1.65 mm 1.80 mm 1.80 mm 1.80 mm 2.50 mm
植込方法 W 法 W 法 W 法 W 法 W 法 V 法
白、 黒
裏面加工樹脂タイプ 酢酸ビニール系、
アクリル系
アクリル系 酢酸ビニール系、
アクリル系
酢酸ビニール系 酢酸ビニール系  酢酸ビニール/アクリル 混合
原反幅 92 cm 92 cm 110 cm 126 cm 制限無し(生地巾92cm) 92 cm、110 cm
  • YA-20-R : 標準グレード。TN, STN, TFTともに使用されている。 使用実績は多い。
  • YA-18-R : 最高密度のパイル打ち込み密度。STN, TFTで使用実績が多い。
  • YA-19-R : 中間の打ち込み密度。TFTでの使用実績が多い。
  • YA-25-C : コットン糸で、毛先がソフト。
  • YA-21-R : 従来の原反の巾方向とローラー巾を合わせてカットする最大幅の布。YA-20-Rをベースとしている。
  • YA-181-R: YA-21-Rで対応できない広幅に対応できるようにローラー巾方向を生地の長さ方向にカットできるように調整したもの。