LONCO

COPPERBRITECU-3の特性

LONCOが開発した新しい金属表面処理剤Copperbrite(カッパーブライト)CU-3は、プリント回路及び多くの電子用銅部品の洗浄用に開発されたもので、酸性の槽浸漬洗浄剤であり、常温で使用し、銅表面から指紋、軽い油脂及び銅酸化物を除去し、廃液はBiodegradable(微生物により自然分解される性質)なので廃水処理が容易です。

特 徴
Biodegradableで処理費が安くつく。
常温で使用できる。
洗浄液の強さを調整できる。
簡単な浸漬層で使用できる。

用 途
CU-3簡単に1回親戚するだけで、プリント回路及びその他の電子用銅部品が洗浄されます。
軽い油脂、指紋及び銅酸化物は銅表面から完全に除去されます。

A プリント回路への応用
  1. ラミネート
    ドライフイルム、フォトレジスト、エッチングレジスト及びメッキレジストを印刷する前の基板処理は積層版をCU-3に30秒間浸漬するだけでよい結果が得られます。

  2. メッキの前処理
    メッキの前処理ラインでは、高温アルカリ洗浄液の代わりにCU-3を使います。
    CU-3は洗浄工程の第一段階として使用し浸漬時間は30〜60秒です。
使用データ−

製品の安全性を保つ為に、CU-3は液体と添加パウダーの2部に分けて出荷されます。使用直前に混合しますので、CU-3の作用と効果は確実な物です。槽浸漬洗浄法としてはこの方式は特殊な物です。スプレー式ヤポンプ式では使用しないで下さい。

槽液の作り方 ― CU-3 液体は同量の水で薄めます。粉末添加剤は1オンス(30g)ずつ加えて行き最も効果のある水準を決めます。しかしCU-3水溶液1ガロン(3.8リットル)に対して8オンス(約240g )異常は加えないで下さい。粉末添加剤の量が多くなれば洗浄能力は高くなりますが銅の溶解も多くなります。(表1参照)

装 置 ― 浸漬層はプラスチック(PVC,PDVC,PE又はPP),Kolreseal、又はセラミックの容器を使ってください。ラックなどは保護コーティングしてください。

温 度 ― CU-3は常温で優れた効果をもたらします。しかし槽液温度も45~54℃に上げると、洗浄能力は強まります。(耐酸浸漬ヒーターとエアーミキサーで液温を一定にして下さい。

水 洗 ― CU-3 はスプレー、空気混入槽又は効果的なオーバーフロー水洗層で簡単に水洗できます。完全にスプレー水洗してください。

シェルフライフ ― 密閉容器貯蔵される限りCU-3の保存寿命は最低12ヶ月です。
CU-3 パウダーは乾燥状態で保存し、ポリ袋に密閉しておけば12ヶ月保存できます。

バッチライフ ― パウダーを添加しないCU-3水溶液の槽内寿命は平均3〜6週間ですCU-3 水溶液1ガロン当り、4〜6オンスのパウダーを添加した槽液400ガロンの洗浄能力は平均1ガロン当り37.2平方メートルです。パウダー添加後の槽液寿命は2週間です。それを過ぎると使用すると否かとに関係なく洗浄能力は劣化していきます。

槽液の有効性 ― 洗浄の終わった基板や部品の洗浄度の判定はIPCのEdge Dip Soolderablity Test が使われます。エッジディップテストの結果はんだ濡れが完全であれば、レジストの密着、
メッキの付着及びはんだ付け性に良い表面が出来ている事を示しています。逆の場合には新液と交換しなければならない事を示しています。

持ち出しの補充 ― 洗浄部品の持ち出しによる液の減少分の補充には、最初作ったと同じ溶液(CU-3溶液及び無水パウダーの混合溶液)を補充してください。

品 質

Copperbrite CU-3

比重 25度 1.15±0.01
重量 4.3kg/3.8 L
PH 0.8〜1.0
色、性状 アンバー液体

Copperbrite CU-3 無水パウダー

形状     無水粉末
色      白色

汚れの考察

軽い汚れ鉱物油(粘度60〜80@100)をガラス棒で銅ラミネート上に塗布し、これをCU-3槽に浸漬します。この時の液組成はCU-3 1 : 1 水の1ガロンに8オンスのパウダーを加えたものです。ラミネートは常温(25℃)で1分間浸漬し水で完全にすすいで乾燥します。
IPA にW.W ロジンを固形分25%になるように溶解したものをフラックスとしてテスト版に塗布してIPCエッジディップテストをしました。銅表面は100%の濡れを得ました。
結 論
レジストコーティング、メッキ及びハンダ付けという工程jに於いて、完全な濡れを示し、完全にその工程を受け入れられる表面が得られました。

環 境

大気汚染 ― CU-3は光化学反応物質は含有していません。現行のEPA Emmision Guideline(環境保全法放出規定)に合致します。
廃液処理 ― CU-3の廃液は完全にBiodegradableです。しかし下水に排出する前に次の事を注意してください。

  1. 金属(即ち銅)の含有量はその地方によって規制されたPPM以内である事。もしそれを超える時は銅を除去します。
  2. 廃液のPHはその地方の規制以内であること。ソーダ灰のような弱アルカリで中和してPHを調整してください。
    安全取り扱い

    換 気 ― 作業場、特に49~54℃で洗浄作業をしている場合は換気が必要です。通常、槽開口面一平方フィート120CFMが適当です。

    保 護 ― 作業者の目と手には保護具を、体にはエプロンをつけて保護してください。
    CU-3は酸性溶液です。接触した部分は、すぐに綺麗な冷水で洗い流して、薄い重曹液を塗ってください。目に入った場合は大量の水で洗って医者に見せてください。
    その他詳細については“毒性及び安全取り扱いに関するデーター”を参照ください。

    1:1 BY VOLUME WITH WATER
    COPPER WEIGHT LOSS DAT

    本カタログに記載した情報、データー及び勧告は当社が信頼している実験に基いたものですが、その安全性についての絶対的な保証はいたしません。ユーザーは使用に先立って、本製品が用途に適するかどうかをテストの上、判断してください。を行なってください。又、本製品を紹介するに当たっては、関係をもつかもしれない特許に関する調査を行なっていません。