5DMXは、紙、厚紙及びセルフアドヘシブPVC(ステッカー)に特に適していますが、一部のマット及びグロス硬質PVC(クレジットカードタイプ)にも使えます。
ラベル市場では、一般に使われている殆どのサブストレートに使えますが、特にPVC、アクリルトップコートしたメタライズドペーパー、一部のクロームコート及びトップコートしたPE及びPPフィルムを含む殆どの紙に使用できます。しかし、実際の作業条件で前テストをし、確認してから製造に使用して下さい。特にトップコートしたPE、PPの場合はトップコートの性質や膜厚に違いがあるので、前テストは重要です。
5DMXには120〜305メッシュの粗いスクリーンも使用できますが、インキ皮膜が厚いとインキの硬化効率が悪くなり、多孔質サブストレートへの密着が弱くなります。095 Extender Baseをインキに加えると硬化効率の低下を補えます。 加える量には特に制限はありません。
165〜420メッシュの細かいスクリーンを使うと、膜厚がかなり薄くなり硬化効率はよくなります。5DMXの高顔料コンクは、細かいスクリーンを使ってもよい色の強さが保てます。インキ皮膜は、プリプレス準備、印刷機の種類、スキージーとフラットバーの種類と角度によって50%前後の差が出ます。
使用条件の範囲を最大にするには、使用前にその機械に適した粘度に5DMXインキを稀釈しなければなりません。稀釈剤の添加量は通常5%〜10%ですが(特にロータリープレスの場合には最低20%から最大25%になることもあります)用途に合わせて、三種類の稀釈剤があります。
5DMX Diluant(稀釈剤) :NVP含有。PVC及び密着しにくいサブストレート用
ST489 Diluant :NVPなし。
ST194 Diluant :NVP含有。高速硬化が必要な場合にのみ使用
ビニルステッカーにプリントする場合、または耐候性が要求される場合(車用)は、端に少なくとも5〜10mmのプリントしない部分を残してください。この目的のために白色インキが必要な場合は、必ず5DMX/606 White を使って下さい。(調色の場合も同じ)市販のUVランプの効率には色々違いがあるので、サブストレートに対し、又は特にST194Diluantを使ってオーバープリントする場合に、密着に問題が生じることもあります。従って実際の作業条件で前テストをすることが大切です。
隠蔽力は色合い、膜厚により違いがあります。ベースを加えたインキを粗いスクリーンで刷ると、ベースを加えていないインキを細かいスクリーンで刷ったものより隠蔽力があるように見えます。白を3〜5% 標準色に加えると色の外観に影響することなく隠蔽力を増すことがよくあります。
5DMXは自動版洗浄機で一般に使われる溶剤で洗浄できます。しかし、当社のECO SRは効率がよく、毒性が低く、自動版洗浄機にも適しているのでお勧めします。
標準の5DMXインキは、稀釈せず、元の容器のまま保存した場合、製造日から二年間の貯蔵寿命が保証されています。特別色の保証期間は製造日から一年間です。この保証はインキを乾燥した暗い通気のよい環境で、10〜30℃で貯蔵することが条件です。
MSDS No.212/213参照
5DMX標準色は、EDA ECOシステムカラーで供給され、セレニウム、クローム、バリウム、ヒ素、アンチモン、鉛、水銀及びカドミウムの印刷物からの最大抽出量を規制する1989年4月のEEC及び子供用ゲーム安全規格EN-71/3 に合格します。また、当社は製造工程中に自ら進んで重金属を加えることはしていないことを保証します。このインキはNVP(N-Vinyl-2-Pyrrolidone)、英国印刷インキ製造業者協会(SBPIM)が発行したリストに含まれているどの化学製品、特にHDDAモノマーを含有していません。また、このインキは米国免除リスト(CONEG)にも合格します。
| 601 ブラック | 090 ワニス |
| 602 ホワイト | 091 粉末混合用ワニス |
| 606 ホワイト | |
| 5DMX/602 ホワイト | 095 ベース |
| ST632 オペークブラック | 098 チクソ性ベース |
5DMX/091 ワニス:金属紛混入用。 ゴールド及びアルミ、最高20%まで120/305メッシュの粗いスクリーンを使って金属粉末を通すこと。 その日に使い切る量だけ金属紛を混合すること
| 300 Primrose Yellow | 350 Dark Red |
| 310 Mid Yellow | 360 Pink |
| 320 Golden Yellow | 370 Violet |
| 330 Mandarin | 380 Primary Blue |
| 340 Vermillion | 390 Emerald Green |