UPLCシリーズ

省エネ&高隠ぺい UPLCインクでエコプリント

UPLCシリーズ

132℃硬化 Pantone 対応プラスチゾルインク
低温で生地に優しく鮮やかな発色
業界標準Pantone カラーを作り出す事ができるUPLC "UNIMIX"登場

関連画像

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使用用途

C: コットン、Tri: トライブレンド、TC: ポリコットン、P: ポリエステル

特徴

  • ソフトな手触り、マットな仕上がり
  • LB ホワイト、BARRIER インクには移染を最小限に抑える独自ブレンドの原料を使用しています
  • 熱による生地の収縮を防ぐことができる低温硬化システムを採用したプラスチゾルインクです
  • コンベア乾燥機の温度を下げることで、電気/ガスの使用量も削減することができます
  • 業界標準のPantoneカラーを再現できる「UNIMIX」は強い隠ぺい力と鮮やかな15色のカラーインクがあります
  • Pantone カラーの配合表はどなた様でも無料でダウンロードすることができます

品名

品名 製品概要
ローキュア ホワイト
A-UPLC 1027 UNION LC COTTON WHITE コットン向けローキュアホワイト
UPLC 1030 COTTON WHITE 【非在庫】 コットン向けローキュアホワイト
A-UPLC 1071 UNION LC LB WHITE【在庫限り廃番】 代替品 後継品:UPLC 1073
A-UPLC 1073 G2 SPORT LC LB POLAR WHITE ポリエステル向けローキュアローブリードホワイト
UPLC1076 G2 SPORT LC FROSTY POLY-WHITE【取扱い未定】 121℃乾燥ローキュアローブリードホワイト
ローキュア バリア
A-UPLC1550 G2 SPORT LC BARRIER GREY 移染とブリードを防ぐ ローキュアローブリード
UPLC 8550 G2 SPORT LC BARRIER BLACK 【非在庫】 移染とブリードを防ぐ ローキュアローブリード
ローキュア ユニミックスPantone 調色対応
UPLC 1000 UNIMIX WHITE Pantone 調色対応ローキュア ホワイト
UPLC 2000 UNIMIX YELLOW Pantone 調色対応ローキュア イエロー
UPLC 2050 UNIMIX ORANGE Pantone 調色対応ローキュア オレンジ
UPLC 2100 UNIMIX NEON YELLOW Pantone 調色対応ローキュア 蛍光イエロー
UPLC 3000 UNIMIX RED (BS) Pantone 調色対応ローキュア レッドBS
UPLC 3005 UNIMIX RED (YS) Pantone 調色対応ローキュア レッドYS
UPLC 3100 UNIMIX NEON RED Pantone 調色対応ローキュア 蛍光レッド
UPLC 4006 UNIMIX VIOLET Pantone 調色対応ローキュア バイオレット
UPLC 4008 UNIMIX CERISE Pantone 調色対応ローキュア セリーズ
UPLC 4100 UNIMIX NEON MAGENTA Pantone 調色対応ローキュア 蛍光マゼンタ
UPLC 5000 UNIMIX BLUE (GS) Pantone 調色対応ローキュア ブルーGS
UPLC 5004 UNIMIX BLUE (RS) Pantone 調色対応ローキュア ブルーRS
UPLC 5100 UNIMIX NEON BLUE Pantone 調色対応ローキュア 蛍光ブルー
UPLC 6000 UNIMIX GREEN Pantone 調色対応ローキュア グリーン
UPLC 8100 UNIMIX BLACK Pantone 調色対応ローキュア ブラック
UPLC 9090 UNIMIX EXTENDER BASE Pantone 調色対応ローキュア エクステンダーベース

 

テクニカルアドバイス

  • 使用前にインクを十分撹拌してください
  • そのまま使用頂く事で最大の性能を発揮します
  • 移染/ ブリードが発生する生地には、A-UPLC1550 G2 SPORT LC BARRIER GREY をアンダープリントされる事をお勧めします
  • 1 ストローク→仮乾燥→ 1 ストロークの順にプリントすることでインクは鮮やかに発色します
  • ストローク回数を増減させて濃度を調整してください

使用方法(共通)

  • UPLC シリーズの「LB」ローブリードインクは他製品のように膨らむことはありません
  • 移染/ブリードの恐れがある生地には、耐ブリードアンダーベースを1 層目にプリントすることをお勧めします
  • 生地を最大限に保護し、移染をコントロールしながら、硬化乾燥時の電気/ガスのエネルギー消費を削減するにはコンベア乾燥機の設定温度を控えめにして、ベルト速度を遅く、推奨硬化乾燥温度を維持することがお勧めです

調色システムIMS3.0 のご紹介

  • Pantone カラーの配合表を簡単に検索できる調色システムIMS3.0 を公開しています
  • インクのご購入者様であれば、どなた様でも無料でご利用いただけます
  • 詳しくは下記リンク よりユーザーマニュアルに沿ってご登録の上ご利用ください
  • 吉川化工(株) IMS3.0 WEB サイト 

*IMS3.0 はアメリカAvient 社のWEB サービスです

*得られた結果に対して十分テストを行い要求仕様に合致することを確認した後に本生産に使用してください

製品仕様

硬化温度
仮乾燥 66℃
完全乾燥温度 132℃~ 160℃
時間 60 ~ 90 秒程度
スキージ硬度
硬度 60 ~ 90°、60/90/60°三層、70/90/70°三層
形状 スクエア、シャープなエッジ
乳剤
耐溶剤性乳剤
YK100、YK101、YK920 等
スクリーン
86 ~ 305 メッシュ
印刷デザインにより調節する
隠蔽性
C: コットン、Tri: トライブレンド、TC: ポリコットン、P: ポリエステル
隠ぺい力: 高~最高 * 色により異なる
洗浄
5500 シンナー、洗浄用シンナー
保存方法
18 ~ 32℃
高温多湿/ 直射日光を避け密閉して保管
添加剤
濃縮希釈剤 K2912 VISCOSITY BUSTER LC
添加量:インクに対し0.1 ~ 3.0%以下 *3%を超える添加はインク性能が低下します
※腰切り( 糸引きを予防) したい場合は、0.1 ~ 1.5%が効果的です

グロス K2430 INFINITE FX SE GEL CLEAR、K2450 INFINITE FX SUPER GEL CLEAR
オーバーコートすることでグロス感が増し耐摩擦堅牢度を向上させることができます

マット K2460 INFINITE FX SHARP CLEAR
オーバーコートすることでマット感が増し耐摩擦堅牢度を向上させることができます

ボンド K2940 HUGGER CATALYST
添加量:インクに対し0.1 ~ 10%以下添加混合すると硬化促進・密着力を向上させることができます

増量剤 UPLC 9090 UNIMIX EXTENDER BASE
色濃度の調整にご使用頂けるとともに、耐摩擦堅牢度の微増効果/コスト削減効果が期待できます
添加量:希望に応じて添加 * 添加量が多いほど色濃度は薄くなります

軟化剤 K2920 FINESSE
希釈剤よりも穏やかにプラスチゾルインクを軟質化します
添加量:インクに対し0 ~ 20%以下添加混合するとインクが柔らかくなります
使用方法(ホワイトインク)
コットン向けホワイト A-UPLC 1027 UNION LC COTTON WHITE

  • コットン生地向けのホワイトインクです
  • 毛羽立ちを抑える効果があります
  • 推奨:コットン

 

ポリ/ ポリコットン向け A-UPLC 1071 UNION LC LB WHITE(在庫限り廃番):後継品 A-UPLC 1073

  • ポリエステル/ ポリコットン生地向けのローブリードホワイトインクです
  • 優れた肌触りと印刷作業性があります
  • 毛羽立ちを抑え、滑らかな仕上がりとなります
  • 推奨:コットン、トライブレンド、ポリコットン、ポリエステル100%

 

ポリ/ ポリコットン向け A-UPLC 1073 G2 SPORT LC LB POLAR WHITE

  • ポリエステル生地/ ポリコットン生地向けのローブリードホワイトインクです
  • ハーフトーンデザインを細部に至るまでプリントする事ができます
  • プレミアムな肌触りと優れた印刷作業性があります
  • 毛羽立ちを抑え、滑らかな仕上がりとなります
  • 推奨:コットン、トライブレンド、ポリコットン、ポリエステル100%

 

Pantone 調色対応 UPLC 1000 UNIMIX WHITE

  • UPLC シリーズで唯一Pantone 調色に対応するホワイトインクです
  • 移染の恐れがある生地には耐ブリードアンダーベースをプリントした後に使用される事をお勧めします
  • 推奨:コットン、トライブレンド、ポリコットン、ポリエステル100%
使用方法(耐ブリードアンダーベース)
耐ブリード グレー A-UPLC 1550 G2 SPORT LC BARRIER GREY
耐ブリード ブラック UPLC 8550 G2 SPORT LC BARRIER BLACK(非在庫)

  • 生地からの移染やブリードの発生を抑え、色鮮やかなプリント結果が得られます
  • スクリーン:86 ~ 110 メッシュがお勧めです
  • 仮乾燥:3 ~ 5 秒( 機械により異なる)、触れてもインクが付くか付かないか程度の乾燥がお勧めです
  • 手順:
    1. バリアインクを2 ストローク→仮乾燥→白やカラーのインクを必要に応じてプリントしてください
    2. 十分な量のバリアインクをプリントしてください
    3. 過度な温度・時間の仮乾燥や完全乾燥は移染/ ブリードを誘発するので避けてください
  • 推奨用途:移染やブリードの恐れがある生地へのアンダープリント/単独での使用
使用方法(UNIMIX カラーインク)
インク品名に「UNIMIX」と記載の製品が対象です

  • UnionInkで唯一Pantone カラーを再現可能なローキュアプラスチゾルインクです
  • ホワイト/ ブラックを合わせ15 色のカラーと増量剤エクステンダーベースを提供します
  • Pantone カラーの配合表はIMS3.0で提供しています
  • 薄色生地にはウェット オン ウェットでプリントができます
  • 濃色生地や移染しやすい生地には、異なるカラーのUNIMIXを混ぜ合わせたインクをご使用になるか、ローブリードホワイトやアンダーバリアをプリントした後にUNIMIX カラーインクをプリントすることをお勧めします
  • ウェット オン ウェットプリントに最適な110 ~ 230 メッシュのスクリーンをご使用頂くと最高の隠ぺい力を得られます
  • 推奨:コットン、トライブレンド、ポリコットン、ポリエステル100%
特有の注意事項
  • 撹拌のために高速ドリルや振動式撹拌機等を使用した場合、摩擦熱によりインクが硬化する場合があります
  • ローブリードインク( 品名にLB と記載のインク) をコットン生地に使用した際、乾燥したインク面と生地が触れると極稀に色移りを引き起こす恐れがあります
  • UPLC-UNIMIX の以下に記載する一部製品に化学的に結合したホルムアルデヒドが含まれている事を2024 年3 月18日時点で確認しています
    ここに記載するホルムアルデヒドは「遊離ホルムアルデヒド」では無く化学的に結合したものであることに注意してください
  • Avient に提供された情報と過去の第三者試験の結果に基づき考慮した場合、遊離ホルムアルデヒドのレベルはOeko-Tex エコパスポート 01.2024 で規定された基準値200ppmを下回ると予想されています
  • 尚、被印刷物個々の遊離ホルムアルデヒドの含有値については印刷環境に左右されます
  • 製品を使用する個々のユーザーは要求仕様/ 期待通りの品質であるかどうかをテストしてからインクを使用してください
  • ここに記載の情報は確認日時点で有効なものです Avientならびに当社は本書に含まれるまたは参照される情報の正確性について、他のいかなる日付においても表明または保証するものではありません
  • UPLC-UNIMIXの以下製品には「CAS# 50-00-0 ホルムアルデヒド」が含まれている事を確認しています
    • UPLC2100 UNIMIX NEON YELLOW:0.0033Wt%
    • UPLC3100 UNIMIX NEON RED:0.0149Wt%
    • UPLC4100 UNIMIX NEON MAGENTA:0.0131Wt%
    • UPLC5100 UNIMIX NEON BLUE:0.0146Wt%
  • UPLC-UNIMIX の以下製品には「CAS# 25035-72-7 ホルムアルデヒド・6- フェニル-1,3,5- トリアジン-2,4- ジアミン・1,3,5- トリアジン-2,4,6- トリアミン重合物」が含まれている事を確認しています
    • UPLC5100 UNIMIX NEON BLUE:15.5835Wt%
    • UPLC3100 UNIMIX NEON RED:15.7596Wt%
    • UPLC4100 UNIMIX NEON MAGENTA:13.8021Wt%