AQUARIUS DISCHARGE – 水性抜染インク
生地の色を抜きながら染める

・生地そのものの柔らかな質感を維持しながら、鮮やかな抜染(色を抜く)が実現できるよう開発された水性インクです
・DISCHARGE WHITEは非常に柔らかな質感と鮮やかな白色が特徴的です
・DISCHARGE BASEは顔料と混ぜることで、柔らかな質感と鮮やかな抜染色を実現できます
関連画像
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使用用途
C: コットン 抜染に適した生地
特徴
- AQUARIUS DISCHARGEは、UnionInkブランドDSPPシリーズの後継品です
- 生地の柔らかな質感を維持しながら、鮮やかな抜染を実現します
- DISCHARGE WHITEは、非常に柔らかな質感と鮮やかな白色を生地に与えます
- DISCHARGE BASEは、顔料を混ぜることで柔らかな質感と鮮やかな色合いの抜染が可能です
- ウェット・オン・ウェットでの多色プリントが可能です
品名
品名 | 製品概要 |
---|---|
AQUARIUS ACTIVATOR ZF | パウダー状の抜染剤 (旧品名:DSPP-9ZFS ZFS Agent) |
AQUARIUS BRIGHT DISCHARGE BASE ZF | 水性抜染インク クリアベース 顔料の添加可 (旧品名:DSPP-9050 Clear) |
AQUARIUS BRIGHT DISCHARGE MIXING WHITE ZF | 水性抜染インク ホワイト 顔料の添加可 (旧品名:DSPP-1003 Bright White) |
AQUARIUS BRIGHT DISCHARGE WHITE ZF | 水性抜染インク ホワイト(旧品名:DSPP-1003 Bright White) |
テクニカルアドバイス
- 使用前にインクを十分撹拌してください
- 抜染剤「ACTIVATOR ZF」を混合したインクは、変色やその他のトラブルを防ぐために8時間以内に使い切るようにしてください
- スクリーンと生地は2mm程度の隙間(オフコンタクト)をあけてください
- スキージストロークは1 回でプリントする事を推奨します
- 不十分な抜染反応を引き起こす恐れがあるため、プリント後の仮乾燥は行わないでください
- 複数のカラーをプリントされる際はウェットオンウェットでプリントしてください
- 十分な抜染反応を得るには、コンベア乾燥機の中で長めに(90〜120秒程度)熱をかけることが重要です
- 作業を中断する際はスクリーンの目詰まりを防ぐためにスクリーンの表面と裏面を洗浄してください
使用方法
印刷方法
- 抜染インク(DISCHARGEインク)に対し、抜染剤「AQUARIUS ACTIVATOR ZF」を6%添加し、よく混ぜてください
- 容器に蓋をして、抜染剤が十分に溶けるまで約10分間お待ちください
- 使用前にもう一度よく混ぜてから、プリントを開始してください
- プリント後、コンベア乾燥機を使い、150〜160℃の熱で90〜120秒かけて完全に硬化乾燥させてください
製品仕様
硬化温度
仮乾燥 N/A
完全乾燥温度 150 ~ 160℃
時間 90 ~ 120 秒程度
完全乾燥温度 150 ~ 160℃
時間 90 ~ 120 秒程度
スキージ硬度
硬度 60 ~ 70°、60/90/60°三層
形状 スクエア、シャープなエッジ
形状 スクエア、シャープなエッジ
乳剤
耐水性乳剤
スクリーン
86 ~ 230 メッシュ
印刷デザインにより調節する
印刷デザインにより調節する
隠蔽性
C: コットン 抜染に適した生地
隠ぺい力: 中~高
隠ぺい力: 中~高
洗浄
水と中性洗剤
保存方法
5 ~ 25℃
高温多湿/ 直射日光を避け密閉して保管
高温多湿/ 直射日光を避け密閉して保管
添加剤
顔料
添加量:インクに対し6%以下 *抜染に適した水性系顔料をご使用ください
抜染剤 AQUARIUS ACTIVATOR ZF
添加量:インクに対し6%
特有の注意事項
本製品は水性インクのため、耐水性乳剤をお使いの上、スクリーンの目詰まりに注意してご使用ください
本生産前に生地が抜染に適しているかどうかテストしてからご使用ください
生地の染色程度により抜染後の色や風合いが異なる場合があります
硬化乾燥時には抜染反応により蒸気、煙、臭気が発生しますので十分に換気をしてください
乾燥が不十分な場合、洗濯後に色褪せることがあります
乾燥直後の製品から出る蒸気が他の生地に触れると、意図しない抜染(ゴースト)を引き起こす可能性があります
包装等は、製品が十分に冷めてから行ってください
AQUARIUS ACTIVATOR ZF 抜染剤には亜鉛ホルムアルデヒドスルホキシレート(CAS 24887-06-7) が含まれています
硬化乾燥時に蒸発しますが、残留する恐れがあるため、製品化した衣類は必ず一度洗濯した後に着用するようご案内ください