AQUARIUS PLASTICHARGE – ゾルで手軽に抜染プリント
プラスチゾルインクで、手軽に抜染(ばっせん)プリントを実現

・「いつものプラスチゾルインクが、もっと手軽に、もっと柔らかく」
・お使いのプラスチゾルインクを、柔らかな風合いの抜染インクへと変化させる魔法のような添加剤「PLASTICHARGE ADDITIVE」
・水性インク特有の目詰まりを大幅に軽減し、抜染プリントのハードルを下げる革新的なインク「PLASTICHARGE WHITE」
関連画像
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使用用途
C: コットン 抜染に適した生地
特徴
- お手持ちのプラスチゾルインクを、柔らかな風合いの水性抜染インクに変化
- PLASTICHARGE WHITEは、水性インク特有のスクリーン目詰まりを軽減した、作業性に優れるハイソリッドインク
- 通常の水性抜染インクよりも手軽に、安定した抜染プリントが可能
- 水性インクの取り扱いを学ぶための教材としても最適
- プリント後に一度洗濯することで、さらに柔らかく、生地に馴染んだ風合いに
品名
品名 | 製品概要 |
---|---|
AQUARIUS PLASTICHARGE ADDITIVE | プラスチゾルインク抜染変化用の添加剤 (旧品名:DSPCH-E907 EF Plasticharge Additive) |
AQUARIUS PLASTICHARGE WHITE | 目詰まりの少ないハイソリッド水性抜染インク (旧品名:DSPCH-E100 EF Plasticharge White) |
テクニカルアドバイス
- 使用前にインクを十分撹拌してください
- 抜染剤「ACTIVATOR ZF」を混合したインクは、変色やその他のトラブルを防ぐために8時間以内に使い切るようにしてください
- 不十分な抜染反応を引き起こす恐れがあるため、プリント後の仮乾燥は行わないでください
- 十分な抜染反応を得るには、コンベア乾燥機の中で長めに(90〜120秒程度)熱をかけることが重要です
- 作業を中断する際はスクリーンの目詰まりを防ぐためにスクリーンの表面と裏面を洗浄してください
- スクリーンの目詰まり予防には、版上への精製水スプレーや、加湿器による湿度維持を推奨します
使用方法
AQUARIUS PLASTICHARGE ADDITIVE
- Union Ink プラスチゾルインクと1対1の割合で混ぜてください
- 水性抜染インクに変化させたプラスチゾルインクは色調が弱まり”パステル”に見える事がありますがUnion InkのPADEやMIXEを使う事で軽減する事が出来ます
- 赤系統の色を混ぜる場合、AQUARIUS ACTIVATOR ZF 抜染剤を通常よりも1%減らすと効果的です
AQUARIUS PLASTICHARGE WHITE
- アンダー/ 単独プリントにご使用頂けます
- アンダープリントの上層にはプラスチゾルや水性バインダーをプリントすることができます
印刷方法
- PLASTICHARGEインク、または添加剤(ADDITIVE)を混ぜたプラスチゾルインクに、抜染剤「AQUARIUS ACTIVATOR ZF」を4〜6%添加し、よく混ぜてください
- 【ご注意】 PLASTICHARGE ADDITIVEを使用する際は、ADDITIVEのみの重量に対して抜染剤を添加します(例:プラスチゾルインク100g + ADDITIVE 100g の場合、ADDITIVE 100gに対する4〜6%(4~6g)の抜染剤を添加します
- 容器に蓋をして、抜染剤が十分に溶けるまで約10分間お待ちください
- 使用前にもう一度よく混ぜてから、プリントを開始してください
- プリント後、コンベア乾燥機を使い、150〜160℃の熱で90〜120秒かけて完全に硬化乾燥させてください
製品仕様
硬化温度
仮乾燥 N/A
完全乾燥温度 150 ~ 160℃
時間 90 ~ 120 秒程度
完全乾燥温度 150 ~ 160℃
時間 90 ~ 120 秒程度
スキージ硬度
硬度 70°、60/90/60°三層
形状 スクエア、シャープなエッジ
形状 スクエア、シャープなエッジ
乳剤
耐水性乳剤
スクリーン
110 ~ 230 メッシュ
印刷デザインにより調節する
印刷デザインにより調節する
隠蔽性
C: コットン 抜染に適した生地
隠ぺい力: 中~高
隠ぺい力: 中~高
洗浄
水と中性洗剤
保存方法
5 ~ 25℃
高温多湿/ 直射日光を避け密閉して保管
高温多湿/ 直射日光を避け密閉して保管
添加剤
抜染剤 AQUARIUS ACTIVATOR ZF
添加量:4〜6%
特有の注意事項
本製品は水性インクのため、耐水性乳剤をお使いの上、スクリーンの目詰まりに注意してご使用ください
本生産前に生地が抜染に適しているかどうかテストしてからご使用ください
生地の染色程度により抜染後の色や風合いが異なる場合があります
硬化乾燥時には抜染反応により蒸気、煙、臭気が発生しますので十分に換気をしてください
乾燥が不十分な場合、洗濯後に色褪せることがあります
乾燥直後の製品から出る蒸気が他の生地に触れると、意図しない抜染(ゴースト)を引き起こす可能性があります
包装等は、製品が十分に冷めてから行ってください
AQUARIUS ACTIVATOR ZF 抜染剤には亜鉛ホルムアルデヒドスルホキシレート(CAS 24887-06-7) が含まれています
硬化乾燥時に蒸発しますが、残留する恐れがあるため、製品化した衣類は必ず一度洗濯した後に着用するようご案内ください