HUGGER CATALYST プラスチゾルインク専用ナイロンボンド

HUGGER CATALYST プラスチゾルインク専用ナイロンボンド

ナイロンなどの撥水生地に対して密着性と接着性が上昇する添加剤です

関連画像

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使用用途

ナイロン製のウインドブレーカー、ジャージ、バッグ、バナーなど、プラスチゾルでは接着しにくい表面に使用します

UnionInk製とASI製のプラスチゾルインク専用の添加剤です

特徴

  • K2940 HUGGER CATALYSTはUnionInkブランド NYBE 9120 NYLON BOND(ナイロンボンド)の後継品です
  • プラスチゾルインクでは密着しにくいナイロン生地に対しての密着性と接着性を上昇させます

品名

K2940 HUGGER CATALYST

テクニカルアドバイス

  • K2940 HUGGER CATALYST 添加剤を、UnionInkプラスチゾルインクASIプラスチゾルインクに対して添加すると、密着性と接着性の向上が期待できます
  • プラスチゾルインクへの添加後、十分に混ぜてから使用してください
  • 本製品を混ぜたインクのポットライフは4~8時間です
  • ポットライフが過ぎるまでに使い切るようにしてください
  • 硬化乾燥後も湿気と反応して架橋反応が継続します
  • 完全架橋するまで48~72時間かかります
  • 強い撥水生地の場合、IPA や溶剤でプリントしたい部分の撥水加工を拭き取ってください
  • プリントしたい部分に少量の水滴を落としてください 撥水加工が適切に除去されていれば水滴は生地に広がり浸透します ※生地をIPA や溶剤で拭き取ると生地が変色する場合があります
  • スクリーンやスキージなど印刷道具に付着しているインクは印刷終了後すぐに洗浄する事をお勧めします

プラスチゾルインクの相性について

K2940 HUGGER CATALYSTと特に相性のよいプラスチゾルインクは下記の通りです

記載の無い製品におきましては、様子を見ながら少量ずつ添加してご使用ください 推奨の添加範囲でも、ごく稀に予期せぬ不具合を誘発することがございます

製品仕様

洗浄
5500 シンナー、洗浄用シンナー
保存方法
18 ~ 32℃
高温多湿/ 直射日光を避け密閉して保管
添加量

インクに対して下記の重量比まで添加してご使用いただけます

ナイロンボンド K2940 HUGGER CATALYST

ナイロンなどの撥水生地に使用する場合:5~10%

コットンの毛羽立ちを抑えたい場合:~3%

特有の注意事項

過剰に添加すると不具合を誘発する恐れがあります

期待する性能であるかどうかを必ず確認してから本生産にご使用ください

水性バインダーや水性インク、シリコンインク、溶剤系インクなど、プラスチゾル以外のインクにはご使用いただけません

高温多湿の環境で使用した場合、ポットライフが極端に減り、添加したインクがゲル化や高粘度となる場合があります